「矢野チルドレン」浜地&守屋が初の1軍キャンプスタート「アピールしたい」「やってやろうと」

[ 2019年1月24日 05:30 ]

ノックを受ける浜地(撮影・後藤 正志)
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 「矢野チルドレン」が宜野座切符をつかみ取った。3年目の浜地、5年目の守屋が初の1軍キャンプスタート。板山、伊藤和ら昨年、矢野2軍監督の下でファーム日本一の原動力となった面々が、1軍生き残りへの猛アピールを誓った。

 「勝負の年が始まるんで、気合が入り過ぎてケガだけはしないようにしたい。やってやろうと思いました」

 25歳の守屋が早くも闘志をみなぎらせた。昨季のウエスタン・リーグでは39試合の登板で2勝2敗2セーブ、防御率3・35。150キロ超の真っすぐに磨きをかけており「球の強さが出てきている。まだまだ伸びしろがあると言ってもらえているので」とブレークを期している。

 20歳の浜地は矢野監督の期待が大きい金の卵だ。昨季の2軍では9試合で3勝1敗1セーブ、防御率1・00。年末には台湾ウインターリーグで武者修行した。初の宜野座に「1軍クラスの打者と対戦できるので、そこでアピールしたい。真っすぐがどれだけ通用するのか、打者とのタイミングはどうなのかとかを確かめたい」と目を輝かせた。

 2軍で4番を任された板山も矢野監督が手塩をかけて育ててきた一人。内外野両方をこなす器用さもストロングポイントで「もちろん、どっちでもできるように準備します。打てれば試合に出られるので、重点を置いてやりたい」と気合十分。し烈なサバイバルが間もなく始まる。(山添 晴治)

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