阪神新外国人のマルテ 遊撃もいける!球団幹部「肩はものすごく強い 身体能力が抜群に高い選手」

[ 2019年1月24日 05:30 ]

ジェフリー・マルテ内野手
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 遊撃も守れる!? 今季から阪神に新加入するジェフリー・マルテ内野手(27=前エンゼルス)が一塁、三塁、左翼に加え、遊撃の守備経験も持つことが23日、判明した。抜群の身体能力を生かして過去にマイナー公式戦で通算2試合17イニング、遊撃守備に就いた経験があり、チーム事情次第では「ウルトラC」の起用法にも対応できるもようだ。

 基本は一塁手で三塁と左翼も守れる……だけではなかった。メジャーでは一塁150試合、三塁49試合、左翼32試合の守備成績を残したマルテ。実はマイナーでは三塁720試合、一塁83試合と主に三塁手だった。そして遊撃でも、2試合の出場経験を持っていた。

 09年にはメッツ傘下1Aで1試合、遊撃で先発出場し、8イニング守った。さらに直近でも15年、タイガース傘下3Aで1試合、9イニング、遊撃の守備に就いた実績があった。いくらマイナーとはいえ、公式戦で内野の要の遊撃手を任されたという事実は、守備面においても一定以上の評価を得ていたことを物語る。球団幹部も走攻守三拍子を備えたマルテの身体能力に太鼓判を押した。

 「守備範囲自体は広くないですが、肩はものすごく強いですね。身体能力が抜群に高い選手です。守備も悪くありません。メジャーでも三塁を守っていた選手ですし、一塁の守備にはまったく心配はないでしょう。16歳でメジャーからスカウトされたのも、身体能力が高かったからです」

 そもそもマルテはメジャー球団との契約が解禁となる16歳で即、アマチュア・フリーエージェント(ドラフト外)でメッツに“青田買い”されたほど身体能力にすぐれた逸材だった。多くのメジャーリーガーを輩出したドミニカ共和国のアマチュア選手で、トップ評価の一人だったわけだ。守備が悪い可能性の方が低いと言える。

 もちろん守備力ではなく、メジャー通算30発の長打力を期待して獲得した主砲候補。球団は基本的に一塁手として構想しており、さすがに現時点で遊撃起用の青写真が描かれるはずもない。とはいえ「遊撃マルテ」は有事の際の選択肢の一つとなり、打撃重視のオーダーを組む場合にも中谷、陽川ら和製大砲を生かす一手となるかもしれない。加えて4ポジションをこなせる助っ人の存在は、チーム内競争の活性化にもつながりそうだ。

 当然、この日、発表された沖縄・宜野座1軍キャンプメンバーにも名を連ねた。オフも昨年12月17日までドミニカのウインターリーグに出場して実戦勘を養っており、準備は万全。チーム、虎党の期待を一身に背負うマルテがベールを脱ぐ日は、もう間もなくだ。

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