ロッテ福浦 今季限りで現役引退を表明 「やりきったとは言えないが…すっきり」

[ 2019年1月24日 14:38 ]

トス打撃を行う福浦(撮影・木村 揚輔)
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 ロッテの福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)は24日、都内のホテルで行われたコーチ会議に出席し、今季限りで現役引退する考えを明かした。

 「やりきったとは言えないけど、気持ちはすっきりしています。相談したのは家族と父親だけ。“十分じゃない?”と言われ、そうかなと思いました」

 決断は球団や井口監督にさえ伝えなかったという。「僕が決めることだし、家族が一番だから」とこの日、指揮官に報告をした。

 気持ちがゆらいだのは2軍打撃コーチの打診だった。「若手を育てるには中途半端ではダメ」と思った。今季もそうだった兼任でのコーチ業では、不十分だと自ら判断。1月の自主トレは例年通りだったが、キャンプは指導を主にし、練習後の時間を使い、打撃練習などを行う予定だ。

 昨年9月22日の西武戦(ZOZOマリン)で史上52人目となる通算2000安打を達成。まだ、今季は選手としての役割もある。「1年間楽しんでやりたい。最後、打席に立ちたいよね。マリンでホームランも打ちたい」。引退試合で夢見るのは2011年4月14日の楽天戦(QVCマリン)以来8年ぶりの本拠地弾だった。

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2019年1月24日のニュース