女子プロ野球 京都・浅野らが浜松の小学校で野球教室

[ 2019年1月24日 05:30 ]

ティーボールを使っての野球教室は子どもたちに大好評
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 女子プロ野球リーグで昨季、二塁手部門でゴールデングラブ賞を獲得した京都フローラの浅野桜子内野手(20)らがこのほど、静岡・浜松市立芳川北小に来校し野球教室を行った。

 同教室は17年12月以来で浅野選手のほか、昨季最優秀新人賞などを獲得した京都の村松珠希捕手(21)、同・星川あかり選手(20)、埼玉アストライア・大串桃香投手(21)が前回に引き続き参加した。同教室が行われたきっかけは、浅野選手が静岡県出身で、同市上島小在学時の担任で現在は芳川北小に勤務する鈴木英里子教諭と交わしたある約束が形となったという。

 鈴木教諭は「浅野選手が小学6年生の時、将来の夢として女子プロ野球選手になると約束しました。そこで、浅野選手には夢が実現した時に私が勤務する学校で野球教室を行ってほしい」とお願いし、実現した。

 今回は小学4、5年生約200人が校庭、体育館を使って行われたティーボールを使った教室に参加し、選手たちとの再会を楽しんだ。

 野球教室を終えて浅野選手は「静岡ってサッカーをやっている子が多くて、子供たちに野球を楽しんでもらい、もっと静岡で野球を広められたらという気持ちがあって、今回も開催させていただきました。男の子もですが、女の子も積極的に話しかけてくれたり、野球を初めてやったという子もいたりして、ティーボールだったら誰でもできるので皆に楽しんでもらえてうれしいです」と、地元に凱旋して子供たちとの交流を楽しんだ。

 中学時代に埼玉から静岡に転校経験を持つ星川選手も「野球を初めてやる子も多かったんで、バッティングを一から教えましたが、皆上手に打って楽しんでくれたので良かった」と話す。

 また、大阪出身の村松選手は「静岡出身の2人の姿を見て、地元(羽曳野)の小学校で野球教室をやってみたいと思いました」と話す一方で、佐賀出身の大串選手も「3人が京都フローラで、私だけ埼玉アストライア所属なんですが、子供たちに名前と顔も覚えてもらえたし、埼玉のチームのことも知ってもらえて良かったです」と感想を話した。

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