イチロー異例契約 ヤンキース、マーリンズ地元紙の反応は?

[ 2018年5月4日 10:08 ]

現地時間3日、シアトルで会見したイチロー(AP)
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 マリナーズのイチロー外野手(44)が3日(日本時間4日)にメジャー25人枠から外れ、会長付特別補佐に就任した。今季は選手として残り試合には出場することはないが、代理人のジョン・ボッグス氏は引退を否定。来季に再び選手としてチームに復帰する可能性があると語った。

 メジャーリーグの公式サイトは「イチローがマリナーズと共に新しい章をスタートさせる」と伝えたが、現地各メディアの反応はさまざま。かつてイチローが在籍したヤンキースの地元紙ニューヨーク・ポストは「事実上の引退」と報じ、今回のケースをアレックス・ロドリゲスが2016年のシーズン途中にヤンキースの特別アドバイザーに就任し、そのまま引退した例に似ているとレポートした。

 ただ、ニューヨーク・デーリーニューズ紙の記事はこれが引退ではないことを強調。「球団特別補佐就任はイチローにとってさよならではない」との書き出しで、ボッグス氏のコメントを引用するなどしていた。また、昨季まで在籍していたマーリンズの地元紙サン・センチネルは通算3000安打をマーリンズ在籍時に達成するなど数々の思い出をチームに残してくれたとイチローを称えている。

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