沢村にマシソンも…巨人“勝利の方程式”で逆転負け　早めの継投裏目に

セ・リーグ   巨人２―３広島 （ 2018年5月3日    マツダ ）

＜広・巨＞６回から登板し失点した沢村
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　巨人は「勝利の方程式」が崩れて逆転負けし、３位に後退した。２―１の６回から登板した沢村がバティスタに同点の中前適時打を許し、８回は１２日ぶりの登板だったマシソンが先頭から２連打され、右翼手・亀井の失策が絡んで勝ち越された。

　高橋監督は「我々が判断したので、こういう形になったのは仕方ない」と言った。

　先発・吉川光は５回１失点の好投で、球数も７０球だった。だが過去を見ると、５回まで無失点だった４月１１日ＤｅＮＡ戦は６回に大崩れした。中盤以降の被安打が目立つため早めの継投をしたが、裏目に出た。広島には今季、１勝した後に４連敗。マツダスタジアムでは、昨季から６連敗と苦手にする。指揮官は「勝ちきることを何か考えないといけない」と模索した。　（神田　佑）