王会長 イチローへ「一番良い選択をした」米メジャーでの指導者へも期待

[ 2018年5月4日 17:04 ]

ソフトバンクの王会長
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 米メジャー、マリナーズのイチローが同球団の会長付特別補佐に就任したことについて、ソフトバンクの王貞治球団会長(77)が4日、ヤフオクドームでコメントした。06年の第1回WBCでは監督としてイチローらと世界一に輝いた。

 「イチローにとってもマリナーズにとっても一番良い選択をしたということじゃないかな。若い選手たちに色々とイチローから伝えてもらうということで、球団の考えはあるだろうし。イチローはまだ100%辞めてしまうのではなくて、また打席に立てるチャンスを残してということ」

 王会長は「選手の引き時が一番、難しい」とした上で、イチローの将来へも期待を寄せた。

 「球団としては選手イチローと同時にアドバイザリーとなると、指導者としての道も残されてるから、そういった意味では今まで(米メジャーでの指導者は)一人もいなかったから、そういう道もチャンスが出てきたかな」

 米メジャーで日本選手が立て続けに話題に上り、「大谷といい、イチローといい、米国の野球も日本の選手の話題。それだけメジャーと日本の距離が近づいてきたということだね」と喜んでいた。

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2018年5月4日のニュース