7回無死満塁で降板…マー君「あの降り方は最悪。グリーンに申し訳ない」

[ 2018年5月4日 09:39 ]

ア・リーグ   ヤンキース6―5アストロズ ( 2018年5月3日    ヒューストン )

アストロズ戦の7回途中に降板し、ベンチで肩を落とすヤンキース・田中
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 ヤンキースの田中将大投手は3日(日本時間4日)、ヒューストンでのアストロズ戦に先発し、6回0/3で5安打5奪三振3失点で降板。直後にチームは同点に追いつかれ、田中の今季5勝目はならなかった。

 田中は6回まで3安打無失点に抑えていたが、7回に先頭のグリエルに安打を許すと連打を浴び、次の打者に死球を与えて無死満塁となった場面で降板。2番手のグリーンは2本の適時打を打たれた後、捕逸で同点とされ、田中の残した走者は全て生還してしまった。

 それでもヤンキースは3―5の9回に3点を奪って逆転勝ち。田中は「昨シーズンはプレーオフで、この敵地で1勝も挙げられなかった。もちろんプレーオフとレギュラーシーズンでは違いますが、そういう中でも相手の本拠地で4連戦あって3つ勝てたというのは自分たちの自信にしていいんじゃないかなと思います」とチームの勝利に喜び。

 そして「状態は特別良かったわけではないですけど、うまく自分の持っているボールを使いながら6回まではしっかりと抑えられたと思いますけど。7回は相手にうまく打たれた部分もありましたが、ああいうところでランナーをためてしまったところが降板の原因にもなったと思いますし。まだまだ自分の力の足りないところかなと思います」と振り返り、「もちろんチームが勝ったことは良かったですよ。あの流れから逆転できたことはすごく良かったと思うし。良かったですけど、でもあの降り方は最悪ですよね。ノーアウト満塁で次のピッチャーに渡すなんて。グリーンに申し訳ないですね」と反省を口にしていた。

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