阪神ロサリオ 逆方向もOK!3戦連発 計4戦8の6、6打点

[ 2018年2月17日 05:30 ]

練習試合   阪神10―1楽天 ( 2018年2月16日    宜野座 )

<神・楽>4回、ロサリオが右越えに3戦連発。投手・池田
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 また打った。阪神のウィリン・ロサリオ内野手(28=韓国ハンファ)が16日、楽天との練習試合(かりゆし宜野座)で3試合連続の本塁打を放った。「4番・DH」で先発出場し、4回2死三塁からの外角直球を右翼席へ。紅白戦を含めて通算6安打目を初めて逆方向へ運び、対応力の高さを見せつけた。

 ロサリオがまた一つ新たな引き出しを開けた。カウント1―2と追い込まれてからの4球目。真ん中やや外に入ってきた16年ドラフト2位右腕、池田の146キロの直球に逆らわず、それでいてしっかりと振り抜き、「めざせ日本一」という花文字が飾られた右翼芝生席の「ざ」の字付近に白球を放り込んだ。

 「あの場面も試合の一部として打席に立った。逆方向にも打てることは大事なこと。意識して練習からやっているからね」

 4回2死三塁で飛び出した逆転2ラン。11日のDeNAとの練習試合、12日の紅白戦に続く3戦連発だ。7日の紅白戦を含めた4試合で8打数6安打、3本塁打、6打点。全て中堅から左方向へ打ち返していた過去5本の安打に対し、追い込まれてから右方向へ運んだ今回の一発もまたインパクトは絶大だった。

 実は少し状態を落としていた。第1打席は藤平に対して来日初三振を喫し、7打席ぶりに凡退。前日はフリー打撃の内容に納得いかず、特守の後に打撃練習を追加した。日本のストライクゾーンへの戸惑いもあり、本塁打した打席でも3球目のストライク判定に首をひねる場面があった。それでも甘い球は逃さない。

 「(3球目は)少し遠く見えたけど、審判によって変わってくるから。その後に対応できたのは良かった」

 内角球で攻められても鋭いスイングでさばき、外角一辺倒になれば、しっかり踏み込んで仕留めた。死角は見当たらず、金本監督も「あっちにも打てるし、いろいろ考えているみたい。(ストライクゾーンが)広いからこそ、そこを狙った」とうなずいた。打ち過ぎることが逆に唯一の不安要素か。「今がいい時かもしれない。1年間長いからいろいろなことがあると思うから」。いまの勇姿を見る限り指揮官の杞憂(きゆう)に終わりそうだ。(山添 晴治)

 《キンケードに並んだ》ロサリオが2月11日のDeNA練習試合から3試合連続の本塁打。03年から始まった宜野座キャンプで外国人選手の“来日1号”からの3試合連続本塁打は04年キンケードに並ぶ最長だ。くしくもともに捕手経験のある右打者。キンケードは実戦での捕手出場はなく、キャンプ中にブルペンキャッチャーを務めたことがある。

 ≪オーナー確信≫》ロサリオの3戦連発を見届けた坂井信也オーナーは「すごいね。当たった瞬間ホームランかなと思ったけど。何を心配するの?何を心配したらいいの?」と目尻が下がりっぱなしだった。宜野座キャンプ視察は今春2度目で、前回11日は“来日1号”を目の当たり。球団を挙げて獲得した新大砲の活躍を改めて確信した様子だった。

 ≪メジャー時代≫ロサリオがメジャー時代に放った71本塁打の方向は、左翼36、左中12、中堅9、右中7、右翼7。約半数が左方向ながら中堅より右への流し打ちも少なくない。

 ▼中日・井本スコアラー 逆風気味だったけど、右に引っ張ったような打球だった。今日の風でああいう打ち方ができれば、甲子園でも入っていたんじゃないかな。攻める方としては厳しくなる。

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