阪神・小野 2回完全 金本監督「将来は藤浪と小野と才木が右の3本柱」

[ 2018年2月17日 05:30 ]

練習試合   阪神10―1楽天 ( 2018年2月16日    宜野座 )

<神・楽>楽天打線を相手に小野は2回パーフェクトに抑えた
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 金本監督の表情が全てを物語っていた。「今日一番良かったのは小野じゃないのかな」。阪神・小野が完璧な投球を演じ、指揮官の笑顔を引き出した。登板した6回は1死から西巻をスライダーで空振り三振。さらに続く八百板を外角低めへの147キロ直球で見逃し三振。変幻自在の投球で退けると、7回も3者凡退に封じて2回を完全投球で投げきった。

 「直球の状態が良かったし、スライダーもカーブも腕を振って投げられた」

 課題とされてきた変化球がカウント球にも決め球にもなり、金本監督からも「常にああいうことをやってくれたら、彼のいいところがもっと出てくる」と合格点をもらった。7日の紅白戦(2回2安打無失点)、11日のDeNA戦(3回2安打無失点)に続いてアピールに成功し、開幕ローテーション入りへ前進した。

 大器の期待は単に先発陣の一翼を担うことでは収まらない。“その先”に金本監督は思いをはせた。「将来は藤浪と小野と才木が右の3本柱。ワクワクしてくるわね」。お世辞でないのは視察に訪れた侍ジャパン・稲葉監督の言葉からも分かる。「直球が手元で伸びてきて、打者も差し込まれていた。直球で押す投手は楽しみですね」。東京五輪へも急浮上と言わんばかりの高評価で、2人の将をうならせた。

 小野は新人だった昨季を「探り探りだった」と表現し、違いを示すように今季を明確に描いた。「勝ちに貢献できるように。勝利数もそうですが、イニングも規定投球回を目指したい」。口調も力強く、夢が膨らむ快投だった。

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