楽天・藤平“2段モーション解禁効果”もう151キロ出た

[ 2018年2月17日 05:48 ]

練習試合   楽天1―10阪神 ( 2018年2月16日    宜野座 )

<神・楽>3回をパーフェクトに抑えた藤平
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 楽天の藤平尚真投手(19)が16日、阪神との練習試合に先発し、3回をパーフェクトに抑えた。今年から解禁された2段モーションでの投球で球威が増し、最速は151キロ(テレビ表示)を計測。4三振を奪い、実戦で3戦連発した4番のウィリン・ロサリオ内野手(28)からも空振り三振を奪った。2年目の高卒右 腕が開幕ローテーション入りへ大きく前進した。

 阪神ファンで埋まった宜野座村野球場にどよめきが起こる。初回1死、藤平が2番・植田を空振り三振に仕留めた一球は球場で150キロ。中継局の球速表示は151キロだ。プロ入り後、1軍では最速。横浜高時代に記録した自己最速の152キロにあと1キロに迫る球速を、初の対外試合登板となった2月中旬に叩き出した。

 「直球の質には手応えがあった。まだまだ良くなる」。昨季はフォームが2段モーション気味になった際、首脳陣から注意を受けた時があった。規制が今季からなくなり「軸足にしっかり体重を乗せることができた」と球威、質ともに向上した。3回を完全投球。4三振は全て直球で奪い、150キロ超を3度も計測してみせた。

 成長の証は2回、4番のロサリオを迎えた場面だ。カウント1―1の3球目から直球を5球も続けた。フルカウントから空振りで来日初の三振を奪い「いい打者に真っすぐで三振を取れるか。抑えたら自信になると思った」と満足そうだ。

 「今は体を追い込んでいる時期。肩肘が消耗する中で結果を残せたのは良かった」。試合前のブルペンは不調で、佐藤投手コーチから「ワインドアップで投げてみろ」と助言を受けて実践。今キャンプはセットでモーションを止めてから「考えて投げる」ことを続けてきた。この日は動作を止めることなく流れを優先し、奏功した。

 この日は三木谷浩史球団オーナーが観戦。“御前登板”で快投を見せた姿に、梨田監督は「完璧。切れも制球も十分」と称えた。新人だった昨季は6月にデビューし、3勝をマーク。今季の目標はもちろん開幕ローテーション入り。19歳右腕が強烈にアピールした。 (君島 圭介)

 ▼侍ジャパン・稲葉監督(試合を視察し)将来性を感じた。心が強い。それは国際試合で大事なこと。

 ▼侍ジャパン・建山投手コーチ 昨年より体が大きくなったし、いい球を投げていた。

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