オリ吉田正 復活の春見えた 24日1軍合流、25日実戦解禁へ

[ 2018年2月17日 05:30 ]

外野ノックを受ける吉田正
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 オリックス・吉田正がキャンプ最終クール初日の24日から1軍合流する予定が固まった。福良監督が16日、「今日(吉田)正尚と話して“全然問題ないです”と言っていたので」と明かした。

 吉田正は昨春は1軍キャンプを完走しながら3月に腰痛で離脱。復帰は7月までずれ込み、64試合で打率・311、12本塁打、38打点だった。昨年11月に腰の手術を受けて経過は良好で、開幕前に離脱した昨季の二の舞いを避けるため今春は2軍で慎重に調整を続けてきた。

 25日の紅白戦で実戦を解禁する見通しで、福良監督は「それまでに下(2軍)で打席に立たせる考えはないです」と説明。3年目を迎える期待の大砲候補に復活の春が近づいてきた。(湯澤 涼)

 《投打主力登場へ》17日の紅白戦には投打の主力が登場予定だ。投手陣ではディクソン、西、山岡らが実戦初登板。開幕投手を明言せずエースの金子を筆頭に競争を促してきた福良監督は「この中から出てくるでしょう。打者を相手にどういう投球をするか、シート打撃とは違いますから」と楽しみにした。打者陣ではロメロとマレーロも初実戦を見込まれ、「1打席ずつ。本人からの希望で。彼らは順調ですよ」と説明した。

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2018年2月17日のニュース