大谷、機内で“小粋サプライズ” 同行スタッフの婚約を祝福

[ 2018年2月3日 05:30 ]

エンゼルスの大谷翔平投手
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が1日(日本時間2日)、ロサンゼルス入りした。メジャー1年目に向けて海を渡った二刀流は、機内で同行した関係者へサプライズを用意していた。

 サポート契約を結んだ日本航空の移動便。ドアが締まってしばらくすると、機内全体に大谷の映像と英語のメッセージが流れた。「僕のマネジャーがこの飛行機に乗っています。彼は僕の夢のために日々サポートをしてくれました。急にアメリカに来ることになったため、婚約者の方にプロポーズをする時間もありませんでした。彼女も今、機内にいます。僕の個人的なお願いで恐縮ですが、今日が特別な日になればいいなと思います」。粋な演出で日々の感謝を伝え、2人を祝福した。

 約10時間のフライトを経て、大谷は現地の午前10時30分に空港到着ロビーに姿を見せた。出迎えた代理人事務所のスタッフに「ほぼ寝ていない。夜まで持たない」と苦笑し、「携帯(電話)を買いに行きたい。銀行(口座開設)に行くより先に」と23歳の若者らしい一面ものぞかせた。当面は本拠地アナハイムの近郊に滞在し、14日(同15日)からアリゾナ州テンピで行われるキャンプに備える。 (笹田幸嗣通信員)

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2018年2月3日のニュース