井口監督びっくり!巨漢アジャが走った“盗塁ゼロ男”が走塁改革実行

[ 2018年2月3日 05:46 ]

井上は完璧に投手のモーションを盗み、スタンディングで二塁へ到達
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 12球団で最も早い実戦形式メニューとなったロッテのシート打撃中、誰も想像しないことが起こった。一塁にいた井上は、思い切ったスタートを切る。完全に盗んだ。捕手・吉田は投げることさえできない。滑り込むこともせず、体重115キロの巨漢が井口体制1号の盗塁を決めた。

 「こんな感じでいいの?という感じ。最初に走ってセーフになれてよかった」。不思議な高揚感に包まれた。それもそのはず、プロ4年間で盗塁0、企図さえなかったのだ。

 勢いがついたら止まらない。2度目の打席は無死二、三塁の想定で、昨季チーム最多7勝した二木から右前適時打。右翼から本塁へ送球された隙を逃さず、二塁を陥れる。「50メートルは7秒かからない(6秒8)し、島田さん(臨時走塁コーチ)からも“月1盗塁で年間6盗塁”と言われています」。自信が芽生えてきた。

 キャンプイン前日、昨季の78盗塁から140盗塁を目指すと「走塁革命」を提言した井口監督。「1号」が井上だったことに「全然期待していない」と笑いながら、「行こうとする姿勢はいい。(井上)本人が1、2個でも全体で10、20個は増える」と歓迎した。シート打撃は投手は直球のみ、捕手も走ると分かっており、企図のほとんどはアウトだったが「走る」意識は着実に根付いている。

 会心の初実戦かと思いきや、井上は「(新人の藤岡裕に)1号ホームランを打たれちゃった。それがきょう、一番のショックな出来事…」と苦笑い。「本職」のバットでもアピールすると誓った。 (福浦 健太郎)

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