清宮プロ第一歩は“守備漬け” 気持ちはGG賞も「初心」忘れず

[ 2018年2月3日 05:30 ]

守備練習に熱が入る清宮
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 日本ハムが1日(日本時間2日)、国内でキャンプを張る11球団から遅れて米アリゾナ州でキャンプインした。ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)は背番号21のユニホーム姿で初練習。右手親指打撲のためバットは一切握らず、打撃が売りの大砲が守備漬けの一日を過ごした。プロ野球選手として第一歩を踏み出し、「初心」を忘れず進んでいく。

 節目の日に商売道具のバットは持たなかった。それでも濃密な時間を過ごした清宮は「ユニホームに袖を通して初めて練習する日。これから月日を重ねるごとに慣れていくけど、1年目のキャンプは初心だと思う。何かあったら思い出せるようにしたい」と話した。

 将来、原点となる日。それは守備漬けの一日だった。まずは同じ一塁の中田に動き方を教わりながら、バントシフトなどを確認。次はノックで、6分間で16球を受けた。こぼしたのは1球。中田と同じ少なさだった。

 午後は金子内野守備走塁コーチのマンツーマンレッスン。自主トレ期間は認められないコーチの指導は「凄く新鮮だった」という。膝立ちしての捕球や素手での捕球、背中をネットにつけた状態からのスローイングなど5種類の練習を行った。

 「自分でも投げ方がいいとは思っていなかったので。格好良く守備を見せたいなと思う。普段打撃に費やしている時間をそういうところに費やせるのはいいこと。ケガはしょうがないので、伸ばせるところを伸ばすチャンスだと思う」。金子コーチは現役時代に二塁、遊撃で計3度のゴールデングラブ賞を受賞した名手。教えを吸収すれば、同賞受賞に近づく。将来をイメージして「いいですね」と色気を見せた。

 清宮が使うローリングス社製のファーストミットは、キャンプ地を借りるダイヤモンドバックスの主砲ゴールドシュミットと同型だ。清宮はミットの重さを気にしないため、表革は耐久性に優れ、使うほどに味が出る同社伝統のレザーを使う。この日の球場入り時、メジャーでゴールドグラブ賞3度を誇るゴールドシュミットがちょうど自主トレ中。ニアミスとなった。

 栗山監督は「みんな打つところを見たかったと思うけど、野球人として大きくなるため、チームに貢献するために、やらなければいけないことはたくさんある」と強調した。バットを振れない時間が、駆け出しの清宮幸太郎を大きく育む。 (東尾 洋樹)

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