記録で見るア・リーグ優勝決定S アストロズが変化球攻めで勝利

[ 2017年10月22日 14:14 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦   アストロズ4―0ヤンキース ( 2017年10月21日    ヒューストン )

好投したアストロズのマッカラーズ(AP)
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 アストロズはチャーリー・モートン(33歳)、ランス・マッカラーズ(24歳)による完封リレーで第7戦に勝利。両投手ともそれぞれ54球ずつを投げ、ヤンキース打線を3安打、11奪三振に抑えた。

 2人で計108球を投げたが、このうち75球までがストライク。さらに全体の69%が変化球で、ポストシーズン初セーブを挙げたマッカラーズにいたっては24球連続で変化球を投げた。

 アストロズは今ポストシーズンではホームで6戦全勝。ワールドシリーズで対戦するドジャースとはここ2シーズン、直接対決がないが、2015年8月21日から23日までの3連戦では3試合とも勝っている。3―0、3―1、3―2というスコアで、この3試合でホセ・アルトゥーベ(27歳)は計11打数6安打。対ドジャース戦でも好成績を残している。

 ドジャースも今ポストシーズンでは4戦全勝。ホーム・アドバンテージを生かすためにも、地元ロサンゼルスでの第1戦と第2戦は落とせないところだ。

 ブックメーカーのワールドシリーズ予想ではドジャースが有利。「ラドブロークス」はドジャースの1・62倍に対してアストロズは2・38倍、「bet365」も1・69倍と2・25倍にオッズを設定している。

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