史上初8点差逆転!東京北砂 世界一 12年清宮先輩以来

[ 2015年9月1日 05:30 ]

<米国・日本>リトルリーグ世界一に輝き喜ぶ日本ナイン(AP)

第69回リトルリーグ世界選手権・世界一決定戦 日本18―11米国

(8月30日 ウィリアムズポート)
 第69回リトルリーグ世界選手権は30日(日本時間31日)に世界一決定戦が行われ、日本代表の東京北砂リトルが米ペンシルベニア州代表に18―11で逆転勝ちした。東京北砂は清宮幸太郎(現早実1年)を擁した12年以来3年ぶりで、史上最多タイの3度目の優勝。清宮の弟・福太郎(12)も代打で1安打して貢献。U―18ワールドカップに出場している清宮先輩より一足先に、世界一の座をつかみ取った。

 怪物・清宮先輩に続いた。東京北砂らしい粘りを存分に発揮し、大逆転勝利でつかんだ頂点。4万2218人の大観衆が集まり、地元ファンがペンシルベニア州代表を後押しする中で、ソウルに並ぶ歴代最多3度目の優勝を決めた日高淳二監督は「どれだけ離されても、うちの打線ならひっくり返せると思っていた。選手には“まだいける”と声をかけ続けていました」と胸を張った。

 初回に猛攻を受け、2―10といきなり8点のビハインドを背負った。それでも諦めない。2回に1番・青木が3ランで反撃ののろしを上げ、続く富田兄弟も連発して3者連続本塁打で猛反撃。この回1点差に迫ると、3回にも2本塁打などで4点を挙げ、逆転に成功した。8点差をひっくり返したのは大会史上初めて。世界一決定戦での両軍計29得点  は1947年の第1回大会の23得点を上回る最多記録となった。

 3年前はエースで主砲という清宮幸太郎に引っ張られたチームだった。「彼は体の大きさからして他の子たちとは全く違っていました」と日高監督。今年のチームに抜きん出た存在はいない。だが、国際の部準決勝、決勝と2試合連続の延長サヨナラで勝ち抜き、最後まで諦めない粘りが身上。先輩とは違った形で歴史をつくった。

 日本代表は10度目のリトル世界一。現在、U―18ワールドカップで戦い、後輩たちとの「ダブル世界一」を宣言している清宮先輩にとっても、胸躍る一報となった。
(ウィリアムズポート・奥田 秀樹通信員)

 ▽北砂リトルの前回優勝 12年の第66回大会で米テネシー州と世界一決定戦を行い、12―2で5回コールド勝ち。日本勢としては2年ぶりの世界一に輝いた。清宮が先発し、4回を1失点8奪三振で勝利投手に。先制打もマークし、投打で存在感を放った。また、同大会で清宮の3本塁打を上回る4本塁打を放った逢阪は桐光学園に進学し、今夏は1年生ながらベンチ入りした。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2015年9月1日のニュース