石見智翠館 2年ぶり!谷繁監督の母校、3回イッキ7点

[ 2015年7月28日 05:30 ]

2年ぶり9度目の甲子園出場を決めて喜ぶ石見智翠館ナイン

第97回全国高校野球選手権島根大会決勝 石見智翠館12-6大東

(7月27日 松江市営)
 石見智翠館打線が爆発。大東を12―6で下して2年ぶり9度目の出場を決めた。

 3点を追う3回に1点を返してなお1死一、三塁で荒木が左越えに逆転3ランなど打者11人の猛攻で7点を奪う。さらに8回は村上航の中越え3ランで突き放すと小刻みな継投で逃げ切った。甲子園切符を手にした末光章朗監督は「素直にうれしいし、3年生がよく頑張ってくれた」と笑顔で話した。

 同校の前身は江の川。プロ野球最多出場を記録したばかりの中日・谷繁兼任監督の母校でもある。逆転3ランの荒木は「(谷繁の活躍は)自分たちも励みになる。甲子園では勝って江の川ではなく石見智翠館の名前を有名にできるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

 ▼中日・谷繁元信監督(石見智翠館OB) おめでとうございます。区切りの大会で出場できたことをうれしく思います。精いっぱい甲子園を満喫してください。

 ◆石見智翠館(島根)ラグビーも強豪。中日の谷繁兼任監督はOB。

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