ヤクルト“ゆとりローテ”で首位固め!先発中7日&中継ぎ8人制

[ 2015年7月28日 05:30 ]

 「ゆとり起用法」で酷暑を乗り切り、首位を固める。7連勝中のヤクルトが先発投手の中7日制と、中継ぎ投手の8人制を敷く。先発枠を6人に固定せず登録と抹消を繰り返すことで、ブルペンには常に8人を待機させる。高津投手コーチは「中継ぎが8人いれば早い回でのワンポイントも使えるし起用の幅が広がる」と説明した。

 先発陣は小川、石川、新垣は固定されているが、故障明けの館山が中10日で回り、山中、成瀬、石山、古野が争いながら残りの枠を埋めている。今季チームで完投は石川の1度だけだが、ロマン、オンドルセク、バーネットの鉄壁助っ人トリオを擁する救援陣が奮闘中。01年の日本一を経験している高津コーチは「リリーフがよくて先発が5、6回まで投げれば何とかなるという雰囲気。そういう意味では似ている」とV戦線をにらんだ。

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2015年7月28日のニュース