横浜・渡辺監督、最後の夏は甲子園逃す 藤井学園寒川は20得点V

[ 2015年7月28日 16:02 ]

<白岡・花咲徳栄>4年ぶり3回目の甲子園行きを決め歓喜の輪をつくる花咲徳栄ナイン

 第97回全国高校野球選手権の地方大会は28日、9地区で決勝が行われ、全国最多186校が参加した神奈川大会では東海大相模が横浜に9―0で勝ち2年連続10回目の甲子園出場を果たした。

 横浜の渡辺監督は今夏限りで勇退、最後の夏の甲子園出場はならなかった。

 埼玉では花咲徳栄が創部34年目で初の決勝に進んだ白岡を5―2で倒し、4年ぶり3回目の出場。三重では9回3点差を追う津商が一気に5点を奪い、いなべ総合を8―6で振り切り、大逆転で初の甲子園切符を手にした。滋賀は初回から着実に加点した比叡山が近江を5―0で下し、16年ぶり8回目の甲子園を勝ち取った。

 山口では古豪・下関商が下関国際を5―1で破り、20年ぶり9回目の甲子園をつかみ取った。香川では藤井学園寒川が初回に6点、5回に11点を奪うなど、丸亀城西を圧倒。20―4で6年ぶり2度目の制覇となった。

 九州では3地区で決勝が行われ、福岡では1点を争そう好試合となったが、5回に先制した九州国際大付が東海大五を4―0で破り、2年連続6回目の甲子園出場を決めた。宮崎では宮崎日大が5回までに2桁得点を奪い、宮崎学園を寄せ付けず13―0で18年ぶり2回目の栄冠を勝ち取った。佐賀では延長11回の激闘の末、龍谷が唐津商を5-4で破り、20年ぶり3度目の夏切符を手にした。

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2015年7月28日のニュース