広島・黒田 首位・燕斬りも淡々「チームが勝ったのが一番」

[ 2015年7月28日 21:31 ]

<ヤ・広>力投する黒田
Photo By スポニチ

セ・リーグ 広島11―2ヤクルト

(7月28日 神宮)
 手ごわい相手ほど燃える。ここまで7連勝中で首位を走るヤクルト相手に7回1失点。6月12日のソフトバンク戦(ヤフオクD)以来、46日ぶりの7勝目を手にした広島・黒田が燕斬りで貫禄を示した。

 「間がちょっと空いた。チームが勝てるようなピッチヒングを心がけた」

 右足首と右肩の炎症と救援登板のため7日のDeNA戦以来、21日ぶりの登板。緩急と低めにボールを集めて連打を許さない。ここまで後半戦2人で打率・519と好調の2番・川端を3打数無安打、3試合連続本塁打中の3番・山田も遊撃への内野安打1本と抑え込んだ。

 「どこからでも点が取れる打線。一人一人、丁寧に投げていこうと心がけた」

 7回を投げ7安打を浴びながらも無四球の111球で連勝のヤクルトを止めた。チームは借金4だが、首位に3ゲーム差とした。

 「チームが勝ったのが一番。苦しい試合が続くが、カープファンの皆さんとともに戦っていきたい」

 40歳の右腕はまだまだ諦めていない。

続きを表示

この記事のフォト

2015年7月28日のニュース