東海大相模 コールド王手!吉田、連続無失点止まるも好投

[ 2015年7月28日 05:30 ]

<日大藤沢・東海大相模>力投で決勝進出を決めた東海大相模・吉田

第97回全国高校野球選手権神奈川大会準決勝 東海大相模8―1日大藤沢

(7月27日 横浜)
 東海大相模・吉田が代名詞のスライダーを低めに決め、6回2/3を4安打10奪三振。7回に今夏初失点し、連続無失点は19イニングで止まったが7回コールドの圧勝を呼んだ。「思った以上にしっかり投げられた。1点取られたのはもったいなかったけどチームが勝てて良かった」と静かに喜んだ。

 昨夏決勝で大会タイ記録の20奪三振をマークした横浜スタジアムで進化を示した。今春まではベース付近でバウンドする縦のスライダーでバットを振らせていたが、「警戒されて見逃されてしまう」と「ノーバウンドのスライダー」をコーナーに決める練習を積んできた。

 その結果、制球力に磨きがかかり、この日は3回まで完全投球。4強進出校中トップのチーム打率・375をマークしていた日大藤沢打線を黙らせた。

 00、01年の横浜以来となる夏連覇に王手をかけた。決勝は、その横浜と対決する。門馬敬治監督は「特別とは思いたくないけど、思わざるをえない。横浜は強い。ありったけの力を出したい。今、とても高ぶるものがある」と横浜・渡辺監督との最後の戦いへ闘志を燃やした。

続きを表示

2015年7月28日のニュース