広島・黒田 貫禄!7連勝ヤクルト止めた 7回1失点、46日ぶり7勝目

[ 2015年7月28日 21:27 ]

<ヤ・広>初回、先頭打者の比屋根(手前)のバットをへし折り、三ゴロに打ち取る広島・黒田

セ・リーグ 広島11―2ヤクルト

(7月28日 神宮)
 貫禄の首位斬りだ!広島の黒田博樹投手(40)が28日、神宮球場で行われたヤクルト戦に先発し、7回を7安打1失点で46日ぶりとなる7勝目(4敗)を挙げた。ケガと球宴のため21日ぶりの登板となった右腕は、ここまで3試合連続本塁打中の3番・山田を内野安打1本に抑えるなど貫禄の投球。7連勝中で首位を走る相手を止めた。

 背番号15が敵地のマウンドで地力を発揮した。右足首と右肩の炎症と球宴登板のため7日のDeNA戦(マツダ)以来、21日ぶりの登板。7連勝と勢いに乗る相手に、低めに投球を集めて連打を許さない。ここまで後半戦2人で打率・519と好調の2番・川端を3打数無安打、3試合連続本塁打中の3番・山田も遊撃への内野安打1本に抑え込んだ。

 打線は2回、梵のソロ本塁打で先制。3回には失策と四球で1死二、三塁から松山の中犠飛と無安打で1点を追加した。1点差に迫られた6回には2死から2四球と安打で満塁とし、丸の右翼線への2点二塁打でヤクルト先発の新垣をKO。打者一巡の猛攻でこの回、5点と黒田を援護した。

 7回を無四球の111球で、6月12日のソフトバンク戦(ヤフオクD)以来、46日ぶりの白星を手にした黒田。チームは借金4も、首位に3ゲーム差とした。

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