大谷らが“観光資源”に!パと政府がタッグ、外国人呼び込む!

[ 2015年7月28日 09:10 ]

日本ハム・大谷

 日本政府観光局(JNTO)は27日、パ・リーグと連携して台湾を中心に海外観光客の誘致プロモーションを行うと発表した。JNTOの「ビジット・ジャパン官民連携事業」の一環で、日本政府がパを観光誘致の起爆剤に指名した形だ。

 台湾出身の日本ハム・陽岱鋼(ヨウダイカン)の活躍で、現地ではパの試合が注目を集め、同・大谷、ソフトバンク・柳田、西武・森らの人気が上昇している。そこに着目したJNTOが、スター選手やスタジアムを「観光資源」にしようという新事業。パの選手を活用した中国語と英語のガイドブックを作製、中国語の動画配信を行う他、台湾プロ野球の球場での「ビジット・ジャパン・デー」の開催などを通じて日本の伝統文化の紹介、プロ野球観戦チケット付き旅行の販売などを行う予定だ。

 昨年は1年間で282万を数えた台湾からの訪日観光客に、パは早くから注目。6球団の合同事業会社であるパシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)が、球場来場を促進する活動を行ってきた。PLMの村山良雄社長は「日本政府と我々の戦略が合致する形で、今回の事業を推進させていただくことになりました」とコメント。今後は韓国、中国などにも活動を広げていく。

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2015年7月28日のニュース