阪神ゴメ弾&ドメ弾で開幕3連勝 昨季は西岡と福留交錯の3戦目 

[ 2015年3月30日 05:30 ]

<神・中>4回無死一塁、ゴメスは左越えに第1号を放つ。投手・八木

セ・リーグ 阪神10-8中日

(3月29日 京セラD)
 手が付けられない。阪神が中盤だけで一気の9得点。ビハインドをものともしない逆転劇で08年以来7年ぶりの開幕3連勝を飾った和田監督は「これ以上のことはない。全員の力でもぎ取った3連勝」と悦に入った。

 0―3の4回に空気が一変した。無死一塁でゴメスが1号2ラン。左翼席上段に達する一撃で「1点差になってチームとしてもいけると思った」と誇る4番の仕事だった。余韻が冷めやらぬ中、マートンが右前打で続き福留が今季1号をバックスクリーン右へ叩き込んだ。日米通算250号。古巣相手に痛烈な逆転2ランで飾り「大事な開幕3連戦で記念の本塁打を打ててうれしい」と満足げだ。37歳のベテランは「劣勢の時にはね返すのが(投手と)お互いの信頼関係」とチーム状態の良さに胸を張った。

 昨季は開幕3戦目の巨人戦で飛球を追った際、二塁の西岡と交錯。鎖骨骨折、肺挫傷を抱えながらプレーしたが、その影響もあって不振で2軍落ちも経験した。今季は3試合連続安打で開幕3連勝に貢献。お立ち台では「最後まで1番(首位)でいられるように頑張ります」と頼もしかった。

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