スローボールにベース踏み忘れ 東海大四“鳥肌”初4強

[ 2015年3月30日 05:30 ]

<高崎健康福祉大高崎・東海大四>8回2死、東海大四・大沢のスローボールを見逃す高崎健康福祉大高崎・春日

第87回センバツ高校野球第9日・準々決勝 東海大四1―0高崎健康福祉大高崎

(3月29日 甲子園)
 最後の打者を左飛に打ち取ると、東海大四のエース・大沢は右拳を強く握った。北海道勢としては93年の駒大岩見沢以来、22年ぶりの4強入り。「エースとして自分が抑える気持ちでいった。気持ちよく投げられた」と胸を張った。

 前日の2回戦、松山東(愛媛)戦では134球で完投。先発は権(ごん)に譲ったが、5回からマウンドに上がりスコアボードに0を並べた。

 あの敗戦を忘れたことはない。昨秋の明治神宮大会2回戦。浦和学院に14安打10失点と打ち込まれ、6回コールド負け。大会後は私生活から見つめ直し「当たり前のことを当たり前にやる。見て見ぬふりをしない」ことをテーマに、真摯(しんし)に野球に向き合ってきた。今大会は3試合23イニングでわずか2失点。宿敵と準決勝で再戦することが決まり、「ボコボコにされているので、リベンジを果たす」と宣言した。

 5回1死二塁から代打で起用された吉田は、右中間を破る決勝適時打。一塁ベースを踏み忘れ単打となったが「打ちたくて打ちたくて仕方がなかった。結果が出て良かった」と喜んだ。初の4強入りに大脇英徳監督は「結果を怖がらず、思い切り大暴れしたい」。2年前の優勝校に、無欲で挑む。

 ▼葛西紀明(スキー・ジャンプ=東海大四OB)ヤッターー!!東海大四高校野球部、ベスト4進出おめでとうございます。母校の校歌を一緒に歌い、鳥肌が立ちました。勝つと信じていたけど本当に凄い。ここまできたら絶対に優勝してください。

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