黒田凱旋星 広島地区視聴率は驚異の34・9%!瞬間最高39・7%

[ 2015年3月30日 10:10 ]

<広・ヤ>7回2死一塁、中村を三振に斬り、雄叫びを上げてベンチに戻る黒田

 米大リーグから8年ぶりに古巣・広島に復帰した黒田博樹投手(40)の今季初登板を生中継した29日の広島テレビ「広島―ヤクルト」の平均視聴率が前半(後1・25)27・8%、後半(後3・00)34・9%(ビデオリサーチ調べ、広島地区)だったことが30日、分かった。瞬間最高視聴率は午後4時44分の39・7%だった。28日にRCC(中国放送)で放送された開幕第2戦の前半(後2・00)22・7%、後半(後4・15)15・3%から大幅アップ。黒田の注目度の高さを示した。

 2007年9月27日のヤクルト戦以来2740日ぶりとなる日本公式戦登板。7回96球を投げ、無失点の好投。2―1の勝利を導き、今季1勝目。本拠地マツダスタジアム凱旋登板を飾った。

 広島はヤクルトとの開幕3連戦。27日の開幕戦、広島テレビ(後5・50)も35・1%と大きな注目を集めた。

 黒田の登板をNHK広島放送局は、試合をラジオのFM放送で生中継。AMで高校野球中継があったため。高校野球が国会中継の影響でFMに回ったことはあるが、担当者も「プロ野球に関しては少なくとも、ここ10年はありません」と語るほど。

 スタジアムでは、2月1日に発売即日完売となった背番号「15」のハイクオリティーユニホーム(定価8000円)のビジター用約1000枚が再発売されたものの午前11時の開門後、すぐに完売になるなど、“黒田フィーバー”が続いている。

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2015年3月30日のニュース