浦和学院2年ぶり4強!県岐阜商ドラ1候補・高橋攻略、江口が完封

[ 2015年3月29日 15:41 ]

<浦和学院・県岐阜商>浦和学院先発の江口

第87回選抜高校野球大会第9日・準々決勝 浦和学院5―0県岐阜商

(3月29日 甲子園)
 第87回選抜高校野球第9日は29日、甲子園球場で準々決勝が行われ、第3試合は2年ぶりの優勝を目指す浦和学院(埼玉)と今秋ドラフト1位候補の好投手高橋擁する県岐阜商が対戦。浦和学院が5―0で勝ち、13年以来の4強入りを果たした。

 試合は県岐阜商の高橋が直球を軸に、浦和学院の江口は変化球が冴えてともに6回まで無得点。浦和学院は、毎回のように走者を出すものの高橋に要所を締められ、県岐阜商は安打が7回まで出ず苦しめられた。

 動いたのは7回、浦和学院が無死一、三塁から荒木の中前適時打で先制すると、1死二、三塁となって江口の中犠飛、2死三塁から諏訪の右前適時打で3点を奪った。8回にも無死二塁から山崎の左中間適時二塁打などで加点し、このまま押し切った。

 浦和学院の左腕・江口は7回に安打されるまで県岐阜商打線を無安打に抑える快投、結局4安打で完封勝利を飾った。

 県岐阜商は打線が初回1死一、二塁の先制機を逃すと沈黙、8回の好機もものにできず高橋を援護できなかった。連投の高橋は7回に3連打を浴びて今大会初の自責点を許すと、この後も失点を重ねた。

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