先にやられた…東海大四・大沢 直伝“超遅球”で甲子園沸かせた

[ 2015年3月29日 05:30 ]

<東海大四・松山東>完投の大沢はガッツポーズ

第87回センバツ高校野球第8日・2回戦 東海大四3―2松山東

(3月28日 甲子園)
 東海大四のエース大沢が3回2死、4番・米田への初球に、昨夏のエース西嶋直伝の「超遅球」を投じた。球速は出ず、ボール判定も場内を沸かせた。

 第1試合で近江・有本が遅球を投じた場面を宿舎のテレビで目にし、「先に投げられたと、思わず廊下に出たら(女房役の)小川も飛び出してきた。2人できょう投げなきゃと決めた」。相手の大応援にも負けず12奪三振の2失点完投。134球の熱投でチームを初の8強に導き「歴史を塗り替えられた」と喜んだ。

続きを表示

2015年3月29日のニュース