緒方監督 野手陣へ奮起促す「黒田の全て見習え」

[ 2015年3月29日 17:31 ]

緒方監督(右)からねぎらわれ笑顔をみせる黒田

セ・リーグ 広島2―1ヤクルト

(3月29日 マツダ)
 8年ぶりに広島に復帰した黒田が白星を挙げ、緒方監督は「結果的に本当に勝てて良かったと思います」と安どの表情を浮かべた。

 黒田は7回無失点と抜群の投球内容だったものの、打線は好機を再三作りながら2得点止まり。「黒田がどれだけの重圧でマウンドにたっているかということをね、自分はわかっているつもりだったんですけど、野手は打席に入って変なプレッシャーがかかっていたのかな黒田以上のプレッシャーはないと思うんだけど」とつながりを欠いた打線に対しもどかしさも口にした。

 黒田は投げるだけではなく、苦手としている打撃でも二塁打を放った。「野手があの投げる姿、打席で何とかしようとスイングする姿、本当に全て見習ってほしいと思います」と黒田を手本に奮起するよう促した。

 9回の守備では微妙なタイミングとなったプレーがセーフと判定され、一塁の西本塁審に猛抗議。判定は覆らなかったものの、指揮官として戦う姿勢を見せた。

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