オリドラ1ルーキー山崎福 3回途中降板…故郷に錦飾れず

[ 2015年3月29日 14:46 ]

<西・オ>オリックス先発・山崎福

パ・リーグ オリックス―西武

(3月29日 西武プリンス)
 オリックスのドラフト1位ルーキー山崎福也(23)が西武戦にプロ初先発した。

 山崎福は試合の行われた西武プリンスドームがある所沢市の出身。“地元”のマウンドでルーキー右腕は初回を無難に切り抜けると、開幕から沈黙していた打線が2回に3得点。

 味方の援護を受けた山崎福だったが、直後に3つに四球で2死満塁のピンチを招くと、秋山に中前適時打を許して失点。続く3回もヒットと四球で無死一、二塁と再びピンチを迎えるとメヒアに右前適時打を浴びた。

 その後、森を一ゴロに打ち取ったところで森脇監督は球審に2番手・白仁田をコール。その白仁田も直後に適時打を許し、結局、山崎福は3回途中、打者15人に対して2回1/3を投げ、3安打5四球3失点という内容。プロ初マウンドはホロ苦い62球となり、故郷で錦を飾ることはできなかった。

 山崎福は「勝ちたいという意識が強く、気持ちが入りすぎていたと思います。力んでフォームのバランスを崩してしまい、コントロールもバラバラになってしまいました。四球を出さずに、テンポよく投げ込んでいく自分の投球ができませんでした。チームに申し訳ないということしかありません」と語っていた。

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