静高、87年ぶり4強ならず 悔やむ栗林監督「要所でミスが…」

[ 2015年3月29日 14:29 ]

<静岡・敦賀気比>7回表静岡1死三塁、打者村松のスクイズ空振りで、飛び出した三走平野がタッチアウト。三塁手篠原

第87回選抜高校野球大会準々決勝 静岡3―4敦賀気比

(3月29日 甲子園)
 50年ぶりの8強入りを果たした静岡(静岡)だったが、敦賀気比(福井)に3―4で9回サヨナラ負けを喫し、静岡中時代の1928年以来87年ぶりとなるベスト4入りを逃した。

 1、2回戦で連続完投勝利を飾った右腕エース村木文哉(2年)が、初回に先制2ランを許すなど2回で5安打を浴び、3失点で降板。3点を追う5回、1死満塁から1度は三瓶のスクイズと相手の2点タイムリーエラーで同点に追いついたが、7回には1死三塁からスクイズを失敗し、8回には無死一塁で強攻策に出て併殺打と勝ち越しのチャンスを2度逃した。

 栗林俊輔監督(42)は「よく粘ってくれたが、要所でミスが出てしまった」と振り返り、「やはり平沼くんは素晴らしい投手でした。1人1人の振りが鋭かった」と相手を称えた。

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