東海大四が初の4強、北海道勢22年ぶり 健大高崎機動力生かせず

[ 2015年3月29日 17:57 ]

<健大高崎・東海大四>東海大四先発の権

第87回選抜高校野球大会第9日・準々決勝 東海大四1―0健大高崎

(3月29日 甲子園)
 第87回選抜高校野球第9日は29日、甲子園球場で準々決勝が行われ、第4試合は21世紀枠の2校に連勝した東海大四(北海道)と3年ぶりの4強入りを狙う高崎健康福祉大高崎(群馬)が対戦。東海大四が1―0で勝ち、初の4強入りを果たした。北海道勢の4強は93年の駒大岩見沢以来22年ぶり。東海大四は31日の準決勝で浦和学院(埼玉)と対戦する。

 ともに連戦となる両チームは前日完投したエースの連投を避け、東海大四が権、健大高崎が橋詰が先発した。試合は4回まで無得点で迎えた5回、東海大四が1死二塁から代打吉田の右中間適時打で先制。この1点を先発の権が4回無失点、つないだエース大沢が5回を無失点に封じてしのぎ切った。

 健大高崎は序盤に3イニング連続でけん制死、走塁死で得点を奪えなかったのが響いて、継投による零敗を喫した。

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