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松田62年ぶり快挙!虎2人目開幕2戦2勝、2日連続は史上初

<神・中>開幕2連勝で自身も2勝目を挙げた松田(中央)は照れながらハイタッチ

セ・リーグ 阪神1-0中日

(3月28日 京セラD)
 先発の岩田から「勝者」とばかりに右手をつかまれ、天に掲げられた。劇勝2連発の“立役者”は間違いなくこの男だ。延長10回に登板した阪神・松田が、3人斬りの快投を披露。チームに流れを呼び、開幕から2試合連続の勝利投手となった。

 「四球もなかったですし、3人で終われて良かった。いい流れを切らなかったと思う。(白星は)僕の回でサヨナラになっただけで、きょうもたまたまです」

 試合後の照れ笑いとは対照的にマウンドでは、鬼のごとく豪球を投げ込んだ。先頭の松井雅を145キロ直球で左飛に仕留めると、代打・ナニータも148キロで投ゴロ。最後は大島も146キロで左邪飛とオール直球勝負を挑み、わずか11球で封じた。

 前日も延長10回を無失点で切り抜けた直後にマートンのサヨナラ打が飛び出して今季初勝利。開幕戦から2試合連続の白星マークは、球団では藤村富美男の弟である藤村隆男が1953年に記録して以来、62年ぶり2人目。しかも2日連続勝利となれば史上初の快挙だ。

 “約束の5年”を前に、大きく飛躍しようとしている。プロ1年目を前にした12年1月、入寮するため生まれ育った長崎県島原市の実家を離れる際、玄関で見送る両親を前に、当時17歳の丸刈りの青年は力強く言った。

 「プロで5年やってダメだったら、長崎に帰ってくるから…。全力で頑張ってくる」

 関東の強豪大学からも入学の誘いがある中で、自らの意思で憧れだったプロへの道を選んだ。ただ、夢を追いかけるばかりで、親に迷惑をかけられない思いもあった。
 「5年経っても、まだ23歳だなと思って。野球を辞めても新しい仕事を頑張ろうと思って。1年目の時は不安で“次はどんな仕事をしようかな”とかずっと考えていた」
 自身の描いた“未来予想図”はいい意味で裏切った。2年目に1軍昇格を果たすと、4年目の今季は初の開幕1軍入りで「勝利の方程式」の一員に。サクセスロードを全速力で駆けている。

 「勝ちよりもゼロで抑えられたのは次につながると思う。気を引き締めて最後までやっていきたい」。決意の日から4年――。遼馬の挑戦はまだ始まったばかりだ。

 ≪53年藤村隆以来の開幕2戦2勝≫阪神が延長10回、関本の押し出し死球で開幕戦に続きサヨナラ勝ち。開幕戦から2試合連続サヨナラ勝ちは13年ロッテ以来9度目、阪神では初めてだ。また、勝利投手は前日と同じ松田。開幕戦から2戦2勝は73年平松(大洋)、山内(南海)以来。阪神では53年藤村隆に次いで62年ぶり2人目だ。藤村隆は3月28日国鉄戦、4月4日名古屋戦といずれも完投勝利。救援で2勝も2日連続も松田がチーム初めて。

[ 2015年3月29日 05:45 ]

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