村松 9回に力尽き涙「高校生活で一番悔いが残る球」

[ 2015年3月29日 14:56 ]

敦賀気比にサヨナラで敗れ、グラウンドを後にする(右から)村松、村木ら静岡ナイン

第87回選抜高校野球大会準々決勝 静岡3―4敦賀気比

(3月29日 甲子園)
 静岡は2年生エース村木の後を受けた3年生の村松が奮起。変化球を散らして的を絞らせず、3回からゼロを並べた。しかし、9回に2四球でピンチを招くと「見せ球が甘く入った」というスライダーを痛打され力尽きた。「高校生活で一番悔いが残る球」と涙を流した。

 7回の攻撃では、1死三塁でスクイズを空振りし勝ち越し機をつぶした。「ここで決めなきゃという変な力みがあった。自分のせいで負けた」と責任を背負う左腕を、栗林監督は「よく粘ったと思う」とねぎらった。

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2015年3月29日のニュース