ジ軍ペレス 涙の2点打 交通事故死友人にささぐ

[ 2014年10月28日 05:30 ]

<ジャイアンツ・ロイヤルズ>8回1死一、二塁で中越え2点二塁打を放ったペレス(右端)はナインに迎えられる(AP)

ワールドシリーズ第5戦 ジャイアンツ5―0ロイヤルズ

(10月26日 サンフランシスコ)
 6回の代走から出場したジャイアンツのペレスが、交通事故で亡くなった同郷の友人、カージナルスのタベラス氏にささげる一打を放った。

 2―0の8回1死一、二塁、デービスから中越えの2点二塁打。ウインターリーグでは同じチームでプレーしており「本当に近い仲だったんだ。家族もよく知っている」と涙ながらに話した。出番に備えるのもつらかったそうで「3イニングぐらいは(タベラス外野手のことを)考えていた。(その後は)全てを忘れて試合に集中した」と明かした。

 ▼ジャイアンツ・クロフォード(地元サンフランシスコ出身。2適時打含む3打点)子供の頃は想像もできなかったがワールドシリーズで勝利に貢献できて夢がかなった。

 ▼ジャイアンツ・ペンス(2安打2得点、今シリーズ打率・474)重要な試合で勝ててよかった。(自身は)いれ込み過ぎないことが良い結果につながっている。

続きを表示

2014年10月28日のニュース