大久保新監督イズムだ!異例の“8人守備”紅白戦実施へ

[ 2014年10月28日 05:30 ]

仙台市役所を表敬訪問して奥山恵美子市長(右)と記念撮影する楽天・大久保監督

 楽天の大久保監督が来月2日から19日まで行われる岡山県倉敷市での秋季キャンプで「8人守備」の紅白戦を行う意向を明言した。

 打球方向の傾向を考えたり、投球の意識も高めるなど守備力の強化が狙いで、「よく選手に“考えて守れ”と言うけど9人で守っていたら全く考えない。8人だと、みんなで考えながら守るし、投手もコースを意識して投げる」と大久保監督は明かした。

 発端は2軍監督だった昨年の沖縄・久米島キャンプだ。野手の人数が少なかったため「8対8」の紅白戦を実施すると、選手が異様な盛り上がりを見せた。今キャンプでは後藤、藤田らベテラン選手が監督を務め、チーム分けも監督による「プチドラフト会議」で決める予定だ。

 今季チームは日本一連覇を狙いながら最下位。守備で失策や記録に残らないミスを連発し、ことごとく接戦を落とした。「バッテリーを中心とした守りの野球」で最下位からの巻き返しを目指す大久保楽天が、キャンプ第2クール初日の6日にも異例の紅白戦を行う。

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2014年10月28日のニュース