巨人・石井義「やりきったと言えばうそに…」今後未定も引退表明

[ 2014年10月28日 05:30 ]

巨人の石井

 巨人・石井義人内野手(36)が27日、現役引退を表明した。今季の1軍出場は7試合にとどまり、25日に戦力外通告を受けていた。この日、ジャイアンツ球場でチームにあいさつを済ませ「やりきったと言えばうそになるけど、決めました」と話した。

 浦和学院(埼玉)から96年ドラフト4位で横浜に入団し、03年から西武でプレー。11年に戦力外通告を受け、トライアウトを経て12年から巨人でプレーした。12年には中日とのCSファイナルS第5戦(東京ドーム)で代打サヨナラ安打を放ち同シリーズMVP。球団記録となる代打率・405をマークするなど、代打の切り札として日本一に貢献した。「球団に拾っていただき、少しでも恩返しできたのかなと思った」と振り返った。

 18年間で939試合に出場。645安打、打率・290、30本塁打、212打点。今後は未定だが、将来的には指導者の道を希望しており、野球に携わる仕事を探す。

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2014年10月28日のニュース