上沢 満塁ピンチで小笠原斬り「強い気持ちで投げることが出来た」

[ 2014年6月8日 17:39 ]

<中・日>6回無死、大島の一塁ゴロでベースカバーに走る上沢、7回無失点で6勝目を挙げた

交流戦 日本ハム6―0中日

(6月8日 ナゴヤD)
 7回無失点で5月9日のオリックス戦(ほっと神戸)以来の6勝目を挙げた日本ハム・上沢は、1カ月ぶりの白星にお立ち台でホッとしたような表情を見せた。

 5回1死までパーフェクト投球を続けたが、森野への四球からリズムが乱れ2死満塁とされ、一発が出れば逆転のピンチを迎えた。代打小笠原に「打たれたら今までの投球が水の泡。強い気持ちで投げることが出来た」と攻めの気持ちで内野ゴロに仕留めてしのぎ切った。

 ここ3試合は不本意な投球が続いていただけに「自分の持ち味を(じっくり)考えた」と長所を見つめ直したことが結果に結びついた。それでも「無駄な四球を出した」と反省を忘れなかった。

 チームはこれで3連勝。首位オリックス追撃へ頼もしい20歳の右腕が復調してきた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年6月8日のニュース