楽天・松井裕、中継ぎで2回1安打 4・23以来1軍復帰

[ 2014年6月8日 05:30 ]

<中・楽>2イニングを1安打無失点で、走ってベンチに引き揚げる松井裕

交流戦 楽天3-6中日

(6月7日 ナゴヤD)
 名前がアナウンスされると、敵地のファンもどよめいた。0―6の5回。真っ黒に日焼けした楽天・松井裕が、2軍でルールだったユニホームの裾を上げるオールドスタイルで登場。4月23日以来の1軍マウンドは、初の中継ぎ登板だった。

 いきなり先頭の森野に初球を中前打された。これまでは走者を置くと、盗塁されたくないとの意識が強くなるあまり、制球を突如乱したが、この日は違った。「走者を出しても(盗塁される)恐怖心や舞い上がることなく打者と勝負できた」

 修正したのは、セットポジションの際の姿勢。膝を深く曲げることで、クイックが速くなった。そのため打者に集中できるようになり、制球も安定。6回1死から大島に四球を与えた場面では、右足や左腕の動きの違うけん制を3球連続で投げ、成長の跡を見せた。

 2回1安打無失点で四球は1。三振は1つながら、最速146キロの速球は威力十分で6アウトのうち4つが飛球だった。「クイックで崩れないことが課題だった。それができた」とうなずいた。

 開幕から4戦3敗で4月下旬に2軍落ち。朝から晩まで野球に打ち込み、走り込みやウエート量も増えた。大きな鏡の前でシャドー投球も繰り返した。2軍の6試合で防御率0・89、20回1/3で38奪三振の成績を残し、1軍切符をゲット。「ゼロに抑えることができて良かった」とホッとした表情を浮かべた。

 チームは3連敗。星野政権最多タイとなる11年以来の借金11も佐藤監督代行は「四球もあったけど、松井は良かった」と収穫を挙げた。先発陣は則本以外が低調なため、中継ぎで好投を続ければ、早ければ14、15日の巨人戦(コボスタ宮城)での先発復帰の可能性もある。

 ▼楽天・美馬(4回6失点で5敗目)何もできませんでした。

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