阪神たった4安打…Bクラス転落危機の“正念場”

[ 2014年6月8日 05:30 ]

<神・オ>初回2死一、二塁、見逃し三振に倒れて肩を落とすマートン

交流戦 阪神1-4オリックス

(6月7日 甲子園)
 打線が精彩を欠き、とうとう猛虎の尻に火が付いた…。阪神は7日のオリックス戦(甲子園)に敗れ、連敗。打線が4安打に封じられ、5回に緒方の1号ソロで1点を返すのがやっとだった。最大9あった貯金も2まで減少。1ゲーム差となった4位・中日の足音が、ひたひたと近付いてきた。

 オリックス先発は、5月21日の前回対戦(京セラドーム)で4回途中KOした東明だった。6安打を放ち、3点を奪い取った実績があった。苦手意識など、みじんも無いはず。しかも今回は大声援が後押ししてくれる甲子園が舞台だ。だが、猛虎打線は打てなかった。

 「前回も(マウンドから)下ろしている投手だから。ただ、きょうは適当にばらけていて、(狙い球を)絞りづらかったけど、もうちょっと前半でね。初回に飛ばしていて、2回以降は少し落ちていた。そこら辺で捕まえないといけなかった」

 和田監督も貧打に嘆き節だ。初回は2死から2者連続四球で一、二塁とし、2回も1死から四球の走者を出した。3回までパーフェクト投球だった阪神先発・岩田とは対照的に、東明は決して本調子ではなかった。それでも、とらえきれない。「僕の指示が後手に回った。それだけです」と関川打撃コーチ。序盤の攻撃が、勝敗を分けた。

 「オリックスは特に7回以降の投手がいいだけにね。あきらめたわけではないけど、そこに行くまでに何とか、もう少し詰めておかないと」

 指揮官も振り返るように、中盤までの“ツケ”は後半にのしかかった。5回終了時で1―4と3点ビハインド。前夜オリックスには7回終了時で3点差のリードを、引っ繰り返されていた。それなら、この日の猛虎だって…とはいかなかった。盤石リリーフ陣の前に、ほとんど手も足も出ず。あっさり、敗れ去った。

 交流戦後半戦は、パ・リーグ1位のオリックス相手に連敗スタート。そして、8日からは同2位・ソフトバンクを迎え撃つ。4位・中日に1ゲーム差に迫られた現状。このまま負の連鎖を断ち切れなければ、次カード中のBクラス転落も十分ありうる。そして一度落ちれば、ズルズルと滑り落ちる危険性もはらむ。ここが踏ん張りどころだ。「取り返すとか連敗を止めるとかマイナスから入って行くのでなく、とにかくもう一度“初戦を取る”という気持ちで行きます」と指揮官。一戦必勝態勢で、低迷ムードを打開するしかない。

 ▼阪神・緒方(5回に右中間へプロ初本塁打となる1号ソロ)まさか行くとは…。審判の方が(本塁打と)コールするまで全力で走りました。

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