坂本 連続試合出場止まった…原監督「新しいスタートすればいい」

[ 2014年5月2日 07:25 ]

<巨・ヤ>6回1死一塁、高橋由の代走で出場した坂本はさっそく二塁を狙い、タイミングは微妙もセーフ。野手・山田

セ・リーグ 巨人4―2ヤクルト

(5月1日 東京D)
 球団歴代2位だった巨人・坂本の連続試合出場が662で止まった。首痛で今季初めて先発を外れたが、6回、決勝打を放った高橋由の代走で出場。続く打者・片岡の2球目に今季9個目の盗塁を決めた。試合には出場した。しかし、7回から守備に就かずに、2番手投手の西村と交代したために、記録は途切れた。

 公認野球規則10・23の「連続記録の規定」により、代走で出場しただけでは連続試合出場にはカウントされない。「自分がスタメンで出られない状態だったのでしょうがないと思う。また頑張ります」。坂本は試合後、先発出場できなかった自らの責任を口にした。

 坂本は25~27日の広島3連戦(マツダ)中に首を痛め、首脳陣に「首が張っている」と伝えていた。試合前のフリー打撃も回避。ベンチは途中出場させる方針だったが、坂本を代走後に交代させた時点でこの規則に気づいていなかった可能性はある。川相ヘッドコーチは「守備や打席に立つことは難しい状態だった」と説明。原監督は「また新しいスタートをすればいいと思う」と言った。

 原監督は、11年7月31日のヤクルト戦(神宮)で坂本に途中交代を命じ、連続試合フルイニング出場は225でストップした。前日も8回の守備から交代させ「勇人(坂本)の連続イニングをつなげるために戦っているわけではない」と話した。個人記録を優先させる考えはない。その姿勢は一貫している。

 09年7月28日の中日戦(東京ドーム)から始まった記録は、松井秀喜氏の1250試合に次ぐ記録だった。3日からは9連戦が始まる。「(3日には)良くなるように、やれることをしっかりやっていく」。坂本も前を向いた。

 ≪守備に就くか打撃完了必要≫ ◆公認野球規則10・23 連続記録の規定(抜粋)
 (C)プレーヤーが連続試合出場を記録するためには、少なくとも自チームのあるイニングの守備(回の初めから終わりまで)に出場するか、あるいは塁に出るかアウトになって打撃を完了しなければならない。代走として試合に出ただけでは、連続試合出場を記録したことにはならない。

 ▽過去の連続出場記録ストップ 11年4月15日の中日戦(ナゴヤドーム)。阪神・金本の連続試合出場が歴代2位の1766試合で止まった。8回2死一塁で代打出場。しかし、一塁走者の俊介が二盗に失敗。金本は打撃を完了せず、直後の守備にも就かなかったことで、98年から14年越しの大記録に終止符が打たれた。広陵(広島)の後輩でもある俊介は「とにかく申し訳ないです」と平謝り。俊介を励ました金本は、試合後に真弓監督から「悪かったな。ご苦労さまでした」と声を掛けられた。

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