なぜ?大竹 巨人入り決断「最終的には条件ではなかった」

[ 2013年11月25日 16:50 ]

巨人入りを表明した大竹

 広島から国内FA宣言した大竹寛投手(30)が25日、巨人への移籍を表明した。大竹は巨人入りの経緯を言葉を選びながら話した。

 【大竹に聞く】

 ―決断したのはいつ?

 「昨日(24日)の夜。どの球団からも高い評価をいただいていたので迷った。決め手は地元の関東で野球がしたいと思ったこと」

 ―他球団の評価はどう思うか?

 「自分をどう必要としているのか、環境面や球団の方針などトータルで考えた。他球団から条件面で高いものをいただいたが、最終的にはそこではなかった」

 ―広島を退団することについては?

 「何がつらいかと言えば、広島を出るということ。FA権を行使しようと思ったときもあれば、残るんだという気持ちの時もあった。12年間、僕を育ててくれたカープ、オーナーをはじめ首脳陣、仲間、何よりファンには感謝の言葉しかない」

 ―一番の思い出は?

 「ことし、CSに出ることができたこと。本当にたくさんのカープファンの声援を受けてCSでチームのみんなとプレーできたこと」

 ―来季は広島が敵になるが?

 「今は正直なところ、イメージはできない。現実的にあることだが、そのときになってみないと分からない」

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2013年11月25日のニュース