残留メッセ エースの自覚 来季は200イニング マートンも合意間近

[ 2013年11月25日 05:30 ]

残留が決まったメッセンジャー

 来季も「右のエース」はメッセで決まりだ。阪神はランディ・メッセンジャー投手(32)と来季契約を締結したことを24日、発表した。出来高込みの2年総額5億円(推定)で合意。過去4年間で通算39勝の右腕は、阪神の外国人投手では89年のキーオ以来25年ぶりとなる「200イニング到達」を来季ノルマに掲げた。

 「また、阪神に戻ってくることができ、大変興奮しています。今年は優勝ができず、また、プレーオフでも勝てなかったので、悔しい思いでいっぱいです。来シーズンはまずローテーションを守り、200イニングを投げられるよう、しっかりと準備して日本へ行きます」

 球団を通じて発したコメントからも残留の喜びがあふれる。そしてV奪回へかける熱意がほとばしる。すでに身も心もタテジマの助っ投は、エースの自覚十分。優勝するために求められる、自らの役割も熟知している。今季は30試合、196回1/3に登板してリーグ最多投球回を消化した。中4日の起用にも対応し、先発陣をけん引。そのタフネスぶりで、来日5年目の来季もフル回転する。

 今季は87年のキーオ以来26年ぶりとなる開幕投手を務めた。クライマックスシリーズ初戦の先発こそチーム戦略から藤浪に譲るも、交流戦明けのリーグ戦初戦、球宴明けの後半戦の開幕投手と、常に節目のマウンドを任された。チームトップの12勝を挙げ、リーグ最多奪三振のタイトルも獲得した。まさに、右のエースと呼ぶにふさわしい存在感を示した。その右腕が、来季もタテジマに袖を通す―。これほど、頼もしいことはない。

 吉報を心待ちにしていた中村GMも「彼は来季どうしても必要な戦力だった。200イニング近く投げられるような投手は、なかなかいない。来季も今季以上の活躍を期待したい」と満足げだった。外国人選手では守護神候補の呉昇桓(オ・スンファン)(韓国・サムスン)、4番候補のマウロ・ゴメス(米大リーグ・ナショナルズ)を獲得済み。そしてこの日、右のエースの残留も決定した。マートンとも近日中に正式契約を交わす予定。2014年度版の猛虎の骨組みが、ほぼ固まった。

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