阪神・上本 新選手会長就任 キャプテンシーは折り紙付き

[ 2013年11月25日 05:30 ]

阪神の上本

 阪神・上本博紀内野手(27)が来季、第15代選手会長に就任することが24日、分かった。今年で2年の任期満了となる関本賢太郎選手会長(35)から既に打診を受けており、近日中に行われる選手会納会で全選手の了承を得られれば正式発表される。来年6年目の背番号4が、持ち前のキャプテンシーを発揮して猛虎をけん引していく。

 脈々と受け継がれてきた猛虎の系譜をひも解けば、後任にふさわしい人物が自ずと浮かび上がってくる。生え抜き、人一倍強い責任感と抜群のキャプテンシー。上本が、選手会長を務めることになった。

 チーム関係者が「すでに本人には話がいっているようだ」と明かしたように、今年で2年の任期が満了する関本選手会長から打診を受けた模様で、これを受諾したとみられる。近日中に行われる選手会納会でも反対意見はないとみられ、承認されれば正式発表される見通しとなった。

 広陵でも、早大でも主将を務めるなどキャプテンシーは折り紙付き。藤川球児(現カブス)が、阪神を去ることになった12年オフに、球団との交渉の場で「上本をチームの中心として育てて下さい」と異例の要求をしたほど。上本が選手寮・虎風荘からの退寮を申し出た際には、球団から若手の見本となるようにと1年間の延長を指示されたこともある。入団6年目での就任は岡田彰布、赤星憲広と並んで最速タイ、28歳シーズンは掛布雅之に次ぐ2位タイの若さでの大役だ。

 選手会長としての主な役割は、選手会会合に阪神代表として出席。チームの意見を集約し、他球団の選手会長と意見を交わさなければならない。頭脳明快な背番号4は、まさに適任といえる。

 高知県安芸市で1日から20日まで実施されていた秋季キャンプでは“初仕事”も済ませた。初日、チームを代表して安芸市関係者への挨拶を行い、打ち上げとなった20日には選手会長の役割である一本締めを任された。「この中から、一人でも多くの選手が1軍の舞台で活躍できるようにより精進していきたい」と堂々たるスピーチでキャンプを締めた。

 来季は“本業”でも中心とならなければならない。今年は、オープン戦で好調を維持しながら3月に行われたWBC日本代表の強化試合で左足首を負傷し、6月に同カ所を手術。二塁を争う西岡を脅かすどころか、1軍復帰を果たしたのは8月末で、満足のいく結果を残せなかった。

 来年に浮上している西岡の三塁コンバート案も、二塁・上本を計算しているため。新選手会長として、常にグラウンドに立ち続け、名実ともにチームの核となる。

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