マエケン 来季へマイペース調整 広島と東京でジックリ

[ 2013年11月18日 05:30 ]

大分・湯布院の露天風呂につかり、シーズンの疲れを癒す(左から)横山、倉、前田健、木村、久本、野村の広島ナイン=協力・由布院いよとみ

 広島・前田健太投手(25)が17日、本拠地にどっしり腰を落ち着けたマイペース調整で、8年目の来季に臨む考えを示した。

 右腕はこれまで沖縄へ先乗りして自主トレを敢行。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加した今春はハワイで汗を流したが、来春は広島と東京を拠点にする意向だ。

 「去年は初めから急いでやったけど、今年は落ち着いて自主トレがやれるかな…と。ハワイにも沖縄にも行きません」

 2年前にスポーツサプリメントメーカーと契約。定期的にこれを摂取するだけでなく、併設する都内の施設などでウエートトレを継続してきた。結果、WBCからCSまでを投げ抜いた今季を振り返り、「長いとは感じたけど、疲労度はあまり変わらない」と成果を感じ取る。

 「でも、まだ完成されたわけじゃない。もう少しレベルアップしないといけない。鍛え直し、体ももっと大きくしたい」

 2年前の契約時に78キロだった体重は82キロに増えた。一般人と同じで、アスリートのそれではないと評された筋肉量や脂肪量の数値も「改善されたはず」と笑う右腕。「動けなくなるのはイヤ。ベストを探りつつ、まんべんに鍛えたい」。マイペース調整の中で理想のボディーを追求する構えだ。

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