金本氏分析 田中はここぞで完璧、藤浪はカウント球を

[ 2013年6月17日 08:52 ]

<楽・神>5回裏1死三塁から藤田に3失点目となるタイムリーを浴びる藤浪

交流戦 阪神0-3楽天

(6月16日 Kスタ宮城)
 【スポニチ本紙評論家・金本知憲氏解説】さすがの田中といえども、投球のコースと高さの両方を間違えば大きいのを打たれるかもしれない。コースを間違えても高さは間違わない、または高さは間違えてもコースは間違わないという投球を、1試合を通してできるのが田中だ。そして、2回の無死満塁のようなピンチを迎えた時には、コースも高さも決して間違えない。

 あのピンチ、内野が前に出てきていた。1点もやりたくないという守備隊形は、回の早さからすると普通は「えっ?」と思うところだ。さすがはマー君、ベンチが指示したシフトに応えて1点もやらなかった。球威があって、コントロールが良い。本当に日本のエースだ。6回の鳥谷の左飛など、コースは多少甘く、打ち損じのようにも見えるだろうが、力で打ち取った結果だった。

 藤浪が打たれた5安打は全て左打者で、左打者を抑える投球が必要になってくる。有効なのは、内角高めへのカットボールでは。振らせて、バットに当てられてもファウルになるような球。空振りの取れる内角低めのスライダーはあるが、ストライクゾーンでカウントを稼げる球が必要だろう。

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