これぞ4番弾 浅村11号「ボールの影響ある」

[ 2013年6月17日 06:00 ]

<西・D>6回無死一塁、2ランを放ち、“WIN WINポーズ”をする浅村。右は栗山

交流戦 西武7-1DeNA

(6月16日 西武D)
 もはや「つなぎの4番」ではない。浅村が一振りで試合を決めた。1―1の6回無死二塁。藤井の低めの変化球をすくい上げると、打球は左中間スタンド上段に着弾した。11号決勝2ラン。「今までで一番良い当たり」。手応えは十分だった。

 5月29日のDeNA戦(横浜)で初めて4番に座って以来13試合で6発。1軍初出場を果たした10年から3年間で計18本だったが、今季は早くも11本とシーズン25本ペースだ。統一球問題で球界が揺れる中、「ボールの影響はあると思う。伸びるし、なかなか落ちない」と恩恵を口にする一方で「ただ甘い球をフルスイングしてるだけじゃダメ。しっかり芯で捉えないと飛ばない」と成長にも自信ものぞかせる。

 ミスを取り返したい気持ちもあった。今月13日の中日戦(西武ドーム)。延長11回に遊撃の守備で悪送球し、決勝点を許した。5月18日の巨人戦(東京ドーム)で犯したサヨナラ失策に続くミス。渡辺監督に「使いづらい」とまで言われた男が「バットで取り返す」と汚名返上に燃えた。奈良原内野守備走塁コーチからは「誰かがミスしても他の人が救っている。おまえのプレーに救われた人もいるんだよ」と励まされ、気持ちを立て直した。

 不動の4番・中村が故障で開幕から離脱する中、浅村がしっかりそのポジションを埋めている。交流戦はパ・リーグ唯一の負け越し(11勝13敗)となったが、白星で締めくくった渡辺監督は「4番の仕事をしてくれた」と称えた。リーグ戦での再浮上へ、22歳の若き4番の力は欠かせない。

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