ゼロは巨人と阪神だけ 原監督こぢんまり打破「もっと大きく」

[ 2011年3月8日 07:18 ]

練習前に円陣を組み打撃指導をする原監督

 オープン戦開幕から8試合を消化し、本塁打0は阪神と巨人だけ。最近では08年の10試合に次いで1本までが遠い。昨年49発だったラミレスは「金属バットを使っても今年は40本打つのは難しい。30本くらいが本塁打王のラインになる」と今季導入された統一球の影響を指摘した。

 その統一球対策の副作用だった。2月の宮崎キャンプでは初日に全選手参加の夜間バント練習を実施。通常メニューにもバント、右打ちの時間を設けチーム打撃を徹底した。一方で、各打者のスイングがこぢんまりとしてしまった。ある選手は「もっと大きく振っていけといわれました」と指揮官の指導を説明。思い切ってバットを振り切ることが強調されたという。

 前夜も日本ハム・斎藤に3回無失点に抑えられるなど零敗。8日から広いヤフードーム2連戦で、豪快なスイングの復活に期待だ。

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2011年3月8日のニュース