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阪神の“投げる哲学者”「オープン戦は試す 遊ぶ 引き出しを増やす」

休日返上で体を動かした久保

 エースの自覚が体づくりにも如実に表れていた。阪神の久保康友投手(30)が7日、休日を返上して甲子園球場で練習を行った。室内練習場でランニングにウエートトレーニング、さらに打撃と約1時間30分。精力的に汗を流した背番号34は、その調整が開幕に向けたものではなく、シーズンを戦い抜くための下地づくりであることを明かした。

 「自分の能力を上げる練習は今しかできない。シーズンに入ればパフォーマンスを維持することしかできないし、今のうちにしっかりと貯金をつくっておきたい」

 昨季チーム最多の14勝を挙げ、3・25開幕投手の最有力候補に挙がっている。ただ、記念すべきファーストマッチも久保にとっては144分の1。いかに1年間を通してチームの勝利に貢献できるか。その思いが強いからこそ、フル回転できるパーフェクトボディーをこの時期に完成させようと励んでいる。

 「ケガ人が出て(ローテが)中4~5日になったとしても“オフにトレーニングをやっておけば良かった”とならないようにね。やるべきことの最善を目指してやっている」

 昨季はシーズン終盤に2度の中4日先発をこなした。チームのいかなる窮地も救いたい-。30歳になったとはいえ、体の進化を今でも感じられるから自信がある。「去年使えなかったところが使えるようになった」と話すように、関節などの可動域は年を追うごとに広がっており、自らに課すトレーニングの質も高まっている。

 3日のソフトバンク戦(ヤフド)で4回0封した右腕は、次戦は10日の西武戦(甲子園)に登板予定。「オープン戦は、試す、遊ぶ、引き出しを増やす。結果は必要ない」。今後はもう一度、体を追い込み、開幕へと向かうという。山口投手コーチに「投げる哲学者」と言わしめた男が、どんな“難題”を突きつけられても涼しい顔でこなしていく。

[ 2011年3月8日 07:27 ]

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